☆ 『新たな局面、厄介な変異株』
昨年2月、熊本市で感染が確認されたコロナウィルス感染症ですが、
1年2ヶ月が経過した今でも収束どころか、イギリス型に次いでインド型というなんとも厄介な
変異株の出現で、更なる感染拡大に全国の自治体は大混乱です。
もちろん、東京、大阪、福岡などの大都会では桁違いの感染者数です。
☆『医療機関の逼迫』
5月2日には全国の感染者のうち、重傷者が1050人にも及び、高齢者に限らず、
20代で亡くなる事例も出てきましたが、若者世代の危機感はいまひとつです。
しかし、医療機関の深刻な逼迫状況を甘くみていると、とんでもないしっぺ返しを受ける、
そんな状況にある事を私たちは強く認識すべきだと思います。
熊本市でも緊急搬送の救急車が受け入れ先の病院がみつからず、
救急車の中で4時間も待たされた事例が出てきました。病床使用率が6割を超えていたからです。
☆『政治の責任』
政府はコロナ対策の担当大臣を任命したものの、感染を抑え込むほどの成果をあげていません。
マズさと後手になったきっかけは、安倍晋三 前総理が、昨年の2月末、学校現場との協議なしに、
突然に小中学校全国一斉休校を決定したことが、その後の迷走の始まりでした。
その時、私は安倍前総理の 発表を聞いて直ぐに“ これはダメだ ” と強く思いました。
週末の金曜日に発表し、月曜からの実施が学校現場の混乱に拍車をかけました。
それは学校に限らず、子育て世帯も同様でした。
子育て世帯が安心して休める様な条件整備がなされなかった事で、親も企業も大いに苦悩させられました。
更に迷走の第2弾が「アベのマスク」でした。
☆『もたつくワクチン接種』
安倍政権を引き継いだ菅政権も経済優先の「G o T o Eat」に固執し、感染拡大に拍車をかけました。
更にはワクチン確保の遅さとワクチン接種は先進国と比べ、際立つ遅さです。
政府の一連の対応策を見ていると、まさに政治の責任を強く感じます。
☆ 『政権選択の衆議院選挙』
秋には衆議院議員の任期が満了となり、選挙が行われます。
衆議院の選挙は政権選択をメインとする国政選挙です。
本来であれば政権交代の絶好のチャンスなのです。
☆『国民が果たすべき責任』
数百年に一度と言える世界規模のコロナウィルス感染症。
野党は有権者の心に響くリアルな政策を示してほしい。
また、有権者である国民は投票行動を通してこのコロナウィルス感染症に立ち向かう姿勢を
示して欲しいと強く願います。
|