「ひろしの足跡」目次に戻る

◇◇ 2021年8月11日(水) ◇◇

「果たして考えて、あるのか?」

 ここ数年、同じ病院の健診センターで、今日は日帰り人間ドック。

この健診センター4階は健診の受付けフロアー。この4階にある多目的トイレをバリアフリーチェック。

私はこれまでバリアフリー活動で色々な施設をチェックし、車いすトイレは必ずチェックします。

この病院は人間ドックで1年に一度しか来ない。日常的に使うわけではないのだが、毎回(毎年)、 ここの車いすトイレを使うたびにガックリします。

車いすトイレのブースのスペースの形状は様々にある。ここの健診センターの様に長方形もあるし、 正方形、極端な場合、三角形もある。

しかし、私は長いこと、「あるだけでマル!」と言ってきた。車いすトイレが無ければどうしようもない。 下手をすれば、探しているうちに漏らしてしまうかも。

この健診センターの場合。ブースの形状は長方形。ブース便座の真ん前に洗面台。 この配置だと車いすユーザーは、真正面からは便座には乗り移れない。 車いすと便器を直角に付けないといけない。そして、身体を直角に向きを変える。



障害を持っていれば、誰でも同じだと思うが、出来るだけ少ない動きで用を済ませたい。
しかし、ここのトイレは使いにくいこと、この上なし。これだけのスペースがあるのに、 機器の配置次第で、良くも悪くもなるのです。ここのトイレは凄く残念な例。