皆さんは「傾聴」って、ご存知ですか。
かしこまった時に、「傾聴させていただきました」とあいさつされる方がおられますが、
普段は「聞く」と書きますね。
ちょっと丁寧な場合に「聴く」とも書きます。
でも、「傾聴」は少し違います。とは言っても聞くことには間違いありませんが、
「傾聴ボランティア」となると、「傾聴ボランティア養成講座」を修了した人が、
様々な悩みや問題ごとを抱えた人たちの話し相手になる事で、
言いたくても言えなかった事を吐き出してもらい、心を楽になってもらうためのボランティアなのです。
実は私も「傾聴ボランティア養成講座」の修了者、OBなのです。
しかし、20年近く前の事なので、細かい事は記憶が薄れていますが、しっかり印象に残っているのは、
1.相手の話を絶対に否定しない。
2.相手の話に共感する、
この2点は強烈に覚えています。
少なからず、今の議員活動にも役に立っている気がします。
6月4日の市政報告会に、「NPO法人傾聴キーステーション」からお二人に参加してもらいますので、
挨拶の中で簡単な紹介があると思います。
養成講座を受ける前の私は、とにかく自分の言いたい事だけをばーっと喋る、
相手の話をじっくり聞く余裕などなかった気がします。
その結果、お互いが、自説を言い合うだけの話で終わっていたことが多かった気がします。
一度、「傾聴ボランティア」の皆さんの活動の様子と共に、
内容についてじっくりお話を聴く機会を設けたい、と思っています。
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