ロシアの軍事侵攻から3ヶ月半が経過しました。
毎日の様に現地からの様子がニュースで放送されているものの、明らかに関心が薄れてきている事は否めません。
しかし、東部では激しい戦闘が今も続いており,
世界の食料事情に大きな影響を及ぼしているロシア軍の軍事侵攻は、プーチンの判断一つで終わり、
ロシア軍は撤退すると言われています。
今日の熊日新聞に「玉東町 避難民受け入れへ」と言う記事が掲載されています。
6月10日 熊日新聞の記事
私は、3月議会の「都市整備委員会」の委員会審議の中で、
ウクライナ避難民を「市営住宅に受け入れるべきでは」と問いました。
私の問いに、都市建設局長は「直ちに検討」する、との答弁でした。
その数日後、都市建設局長が控え室に私を訪ねてきて、
「20世帯分の準備が出来たので、直ぐにでも入居出来る」との返事でした。
私は、短期間での準備の手際の良さを称賛しました。
その上で「さらに20世帯を超える避難民が来たらどうするのか」を尋ねたところ、
局長は「制限する事なく、全ての世帯を受け入れる」と答えました。
しかし、その後の様子を所管課に尋ねたところ、
行政として「受け入れると言う熊本市の意思表示」を公には一切していなかった事が分かりました。
私は、玉東町に先を越されたとは全然思っていません。しかし、残念で仕方ありません。
まさに “ お役所仕事 ” と言われても仕方がない熊本市の対応です。
遠いヨーロッパ地域での出来事にしろ、ウクライナ人が熊本県内に6人、
その内3人が熊本市内で暮らしています。
ウクライナからは遠いアジア地域とは言え、理不尽なロシア軍の軍事侵攻に対しては、
人権意識に基づいた対応の重要性を強く考えた次第です。
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