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◇◇ 2022年 11月13日(日) ◇◇

「もはや、残念ぐらいでは」

 バリアフリー新法が出来て、社会の関心は高まっていると思いますが、一旦出来上がると、 その状態が固定されてしまい、バリアフリーから縁遠くなってしまう例です。

東バイパスにある大型ショッピングセンターの車いす用トイレです。

便器と洗面台が直角に配置されているため、車いすでのアプローチが難しいのです。さらに、鏡は傾斜鏡です。

建物を設計する時には、バリアフリー設計士なる名称こそありませんが、 バリアフリーに詳しい人がチェックしないと、今後、大規模改修があったとしても、 同じことになってしまいかねません。

一番良いのは、企画、設計段階から当事者が加わることです。仕組みとして考える時期に来ていると思います。