1/24(月)、旧優生保護法の国賠訴訟で画期的な判決が熊本地方裁判所から出されました。
6歳の渡辺数美さんが、強制的に不妊手術を受けさせられてしまったのです。
渡辺さんの個人の尊厳を奪うと同時に、家族を作ると言う当たり前の権利さえ奪い、
人生設計を大きく狂わせてしまったのが、国が制定した「旧優生保護法」でした。
障害があることが「不良の存在」として「優生保護法」の対象とされたのです。
熊本地方裁判所の辻元裁判長は「憲法違反であり、個人の尊厳を奪った憲法違反」と明確に述べました。
地方裁判所レベルでは初めての「憲法違反」判決であり、訴えた渡辺さんともう1人の女性に対し、
国に損害弁償を命じる判決内容でした。
ところが、明日(2/4)、国が控訴するらしいとのことです。明日の朝刊に掲載されるかもしれません。
何とも歯痒く、悔しい情報です。さらに、またもや障害者の人としての尊厳を傷つけようとするのか 怒
残念、無念 怒。岸田政権のこれほどの人権意識、人権感覚の希薄さに驚くばかり。
身体全体に怒りを感じています。
私は、岸田政権のこれほどの人権意識の希薄さを広く、強く市民に伝え、
『控訴絶対反対』を市民に理解してもらう決意です。
旧優生保護法国賠訴訟関係の動画リストを広く知人、ご友人にお伝えし、拡散していだきます様に、
心からお願いいたします。
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