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「聴覚障害当事者議員誕生」
昨年の統一地方選挙で、聴覚障害者の方が2名当選されました。
一人は、明石市の家根谷敦子さん、今回残念ながら参加が叶いませんでした。
もう一人が東京都北区議会の斉藤里恵さんです(「筆談ホステス」の著書がある聴覚障害の議員)。
斉藤里恵さんは、今回初めて私たちの「障害者の自立と政治参加をすすめる会」(通称政治参加ネット)に参加されました。
聴覚障害があるということで、コミュニケーション、情報提供についてが議員活動をする上で大きな課題となりますが、
読唇術(唇の動きを読むということ)でコミュニケーションを図っておられました。議会においては、さっそく音声ソフトを導入して、
8割方理解できるようになったと言われていました。
これまでの障害当事者議員の中でも、こういった聴覚障害を持った議員は初めての経験なので、これから先、いろいろな障害を持った人たちへの合理的配慮が、
多角的に求められる、そういうことを実感しました。
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